徹夜続きのコンピュータ屋の必携品

本日も、過去に書いたブログからの再掲です。原著は2008/2/16です。

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世の中、「コンピュータなしじゃ回んない」ですから、コンピュータ屋たるもの、いつ「3日連続操業」といった事態になるかわかりません。


貫徹は、翌日のことを考えると効率が悪いのですが、朝までに「これこれこのぶん迄は」という状況ですと、やらざるをえないこととなります。
この際、1時間程度、仮眠を取るのと取らないのとでは、翌日の効率に大きく影響があります。


「コンピュータ屋は寝袋とiPodを持て」


これが、本日のログで言いたいことです。


寝袋は自社内に仮眠室がない場合には、自社の居室の机の下か、コンピュータルームの片隅にでも、大きく名前を書いておいておきましょう。
寝袋には、円筒型のものとマミー(ミイラ)型の2タイプありますが、円筒型のものがベターです。
円筒型の3シーズン物であれば、文字通り円筒型の寝袋としても使えますし、開いて敷き布団としても使えます。
私は、今回はColeman製の円筒型のものを使用しています。


寝る場所は、コンピュータルームが室温の関係でベストですが、ガス系の消化装置がある場所だと、それをオートからマニュアルに変更することを忘れないようにしましょう。
オートだと、自動的にガスが出て死んでしまうかもしれません。


また、今のような冬の夜間ですと、サーバーラックの後ろ側は、サーバーの発熱の排気があるのでとても暖かくねることができます。
逆に表側は吸気となりますので、ちゃんとしたコンピュータルームですと、エアコンの風はサーバーラックの表に風がまわるようになっているはずです。
ですので、夏はエアコンの側か、ラックの表が寝る場所として適当でしょう。


寝袋の袋にマニュアルをつめて枕にするのもよいアイデアです。
アウトドアをやる人だと、寝袋にタオルなどを入れて枕にするのは常識ですが、コンピュータルームで仮眠をとるといった状況では、ズボンを脱いでそれを丸めて寝袋の袋につめるのが、個人的にはベストだと思います。
靴下を脱ぎ、ズボンを脱いでそれを寝袋の袋にいれて枕にし、寝袋にくるまって寝るのが、いいですね。


夏場だと、掛け布団がいらないケースが殆どだと思いますので、円筒型の寝袋を開いてそれを敷き布団にします。
かなり大きくなるので、対角線上に寝れば、お腹の辺りを折ることで、お腹が冷えるのを防ぐことが出来ます。
この場合にズボンを脱いでしまうと、翌日寝坊をした際に困ります。(セクハラで訴えられるかもしれない)
この場合には、マニュアル類を袋に入れれば、堅いですが枕になります。


コンピュータ室は静かに思えて、実はとてもうるさい場所です。


特にサーバーラックの側だと、吸排気音やサーバーの稼働音が大変耳に付きます。
ですので、iPodで耳を塞ぎ、お気に入りの音楽を聞きつつ、眠るのがベストでしょう。

アラームが聞こえないという弊害がありますが、この場合には、一番早くくる人間のPCにポストイットで、「何時に起こしてくれ」と書くのがいいでしょう。


いずれにしても、「枕が変わると寝られない」という人は、コンピュータ屋には向かないということですね。