初めてのWindows Server 2008R2(WORKGROUP編):DNSサーバーをインストールする。
「初期構成タスク」の画面から、「役割の追加」を選ぶ
「DNSサーバー」を選択して構成する。(以下は構成済みの画面)
構成手順は、手元にあった「ひと目でわかるWIndows2003」のP158からの方法で行った。手順的には2003サーバーと同じでよさそうだ。スクリーンショットを撮り忘れたので、以下に列挙しておく。
- 構成動作の選択:「前方および逆引き参照ゾーンを作成する(大規模ネットワーク向け)」を選択
- 「今すぐ前方参照ゾーンを作成する」を選択
- ゾーンの種類では、「プライマリーゾーン」を選択する。
- ゾーン名を入力する。(例) eranger.local
- ゾーンファイルはそのまま「次へ」。
- 動的更新(DDNSにするかどうか):「非セキュリティー保護、および、セキュリティー保護の両方による動的更新を許可する」を選択する。ADを構成する場合には、DynamicにDNSを設定する必要があるが、ふつうのDNSならDynamicにする必要はない。(注記)外部からのDNSレコードの更新を許可するので、DMZのサーバーでは許可しないこと
- 「今すぐ逆引き参照ゾーンを作成する」を選択する。
- ゾーンの種類では、「プライマリーゾーン」を選択する。
- 逆引き参照ゾーンでは、イントラネットのネットワークを指定。(例) 192.168.11
- ゾーンファイルはそのままで「次へ」
- 動的更新:「非セキュリティー保護、および、セキュリティー保護の両方による動的更新を許可する」を選択する。ADを構成する場合には、DynamicにDNSを設定する必要があるが、ふつうのDNSならDynamicにする必要はない。(注記)外部からのDNSレコードの更新を許可するので、DMZのサーバーでは許可しないこと
- フォワーダでは、「いいえ(クエリを転送しません)」を選択する。
で完了となる。
タスクバーの
を開き、サーバーマネージャーを起動する。
以下がサーバーマネージャーの画面。
「DNSサーバー」を展開すると、設定した内容が出てくる。
以下は、前方参照のレコード。SOAレコードとNSレコードがある。
NSレコードをダブルクリックして、IPアドレスの欄に、自身のアドレスが入っているかを確認する。
逆引きのNSレコードのIPアドレスも確認する。