初めてのWindows Server 2008R2(WORKGROUP編):クォータ(Quota)の設定

クォータとはディスク領域の利用制限のこと。ソフト(利用制限はするが、それを超えた利用も許可する)とハード(利用制限をし、それを超えた利用を許可しない)の2種類が設定できる。
たとえば、500GBのパーティションにpublicというフォルダーを作り、200GBというソフト・クォータを設定した場合、クライアントからはpublicフォルダーのプロパティーとして500GB(パーティション全体)がサイズとして見える。これに対して、ハード・クォータの場合、クライアントからは200GB(クォータで指定されたサイズ)しか見えない。

「サーバーマネージャー」から「ファイルサービス」=>「共有と記憶域の管理」=>「ファイルサーバーリソースマネージャー」=>「クォータの管理」=>「クォータ」を選ぶと、設定済みのクォータが表示される。

サーバーマネージャーの右ペインにある「クォータの作成」をクリックすると、作成済みのフォルダーに対して、クォータの設定ができる。
以下では、先のログで作成したtestフォルダーに対してクォータを設定する。

クォータテンプレートから選択できる場合には、テンプレートを選択する。
以下では、100MB制限(ハード;増加できない)を設定してみた。テンプレートにない場合には、カスタムクォータを作成する(カスタムクォータは、作成後にテンプレート化できる)。