DWR: dwr20.dtdの読み込み速度について

友人のmezawa氏から、dwr20.dtdの読み込み速度についてご指摘をいただいた。

このログでは、DWRのホームページからダウンロードできるdwr.warを元にサンプリングを行ってきたが、dwr.xmlの先頭に記述している

<!DOCTYPE dwr PUBLIC "-//GetAhead Limited//DTD Direct Web Remoting 2.0//EN" "http://getahead.ltd.uk/dwr/dwr20.dtd">

では、読み込みに時間がかかるので、

<!DOCTYPE dwr PUBLIC "-//GetAhead Limited//DTD Direct Web Remoting 2.0//EN" "http://directwebremoting.org/schema/dwr20.dtd">

に変更した方が良いとのこと。

DWRのホームページにある「Getting Started with DWRリンクはこちら)」でも前者が指定されている。

Firebugで計測したところ、前者が1sec程度かかるところが、後者に直すと500msec程度に改善される。
Httpステータスをみると302が戻るので、Locationをみると後者にリダイレクトしている。

302は、本来、「一時的な移動(Temporarily Moved)」の意味(「恒久的な移動」は301)だが、本来の意味で使われないので、「Found」というメッセージが返る(Wikipediaに詳しく載っていたのでリンクを張っておく。こちら。)

ステータスコードの意味を考えると、サンプルを直すかどうか迷うところではあったが、「速い方がいい」と思い、過去のログを修正した。