山本五十六の言葉

先日、おかしな話を聞かされた。その人が言うには、『会社は山本五十六の言葉と同じだ。「やってみせない」と人は育たない。部下にまかせず「やってみせ」なければならない』とのこと。

なるほど、そういう風にこの言葉を解釈する人もいるんだな、と思った。
この言葉はとっても有名だが、Wikipediaにある通り、

「やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ」「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず」「やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」(wikipediaより引用)

でワンセットになっていて、後ろの方に山本五十六の信条がより強く表現されている。

  • 信頼
  • 感謝

に基づく教育の方針というのが、普通の解釈と思っていた。言葉の頭の「やってみせ」は、ある意味での布施であって、自らの立派さをひけらかすものではない。

先頭の文があまりにも有名なので、こういう風に曲がって解釈する人もいるのでしょうね。

と、今回は一般教養の覚え書きでした。