初めてのWindows Server 2008R2(Active Directory編):プリンター共有のセットアップ
最近はLANに直接接続されたプリンターが多いが、昔はファイル共有とともに、プリンター共有も重要な機能だった。
プリンターを共有するには、まず、サーバー側に「共有するプリンター」を設定する。今回は、ネットワークで共有できるもので設定した。
サーバーマネージャーの「役割の追加」で「印刷とドキュメントサービス」を選択する。
プリントサーバーにチェックがあることを確認して次に進む。
以下の画面が出れば、インストール完了。
サーバーマネージャーに戻ると、「印刷とドキュメントサービス」が追加されていることを確認できる。
ドライバーをクリックすると、サーバー(ローカル)にインストールされているドライバーの一覧をみることができる。
この例では、Canon MP640の32bit、64bitのドライバーがともにインストールされている。
次に、「デバイスとプリンター」でプリンター(MP640)を選択し、右クリックでプリンターのプロパティーの共有タブを開く。
以下のように、「共有」して「ディレクトリに公開する」と設定する。
また、追加ドライバーボタンを押すと、クライアント端末にインストールするドライバーを登録することができる。この例では、サーバー(64bit)にすでに32bitのドライバーが入っているので、X86にチェックがついているが、ない場合には、プリンター付属のメディアから登録する。
サーバーマネージャーで確認すると、ADにプリンターが公開されていることがわかる。
ドメインに参加しているコンピュータからは、「プリンターの追加」でディレクトリを検索するだけでプリンターが使えるようになる。